卒業=門出

みのる

2009年09月16日 21:51

劇的に変わる2009年!

今日は僕にとって、大きな一日になりました。

というのも、今日で僕が尊敬していて大好きな先輩が退職だったんです。

普段から「兄さん」と慕っており、公私共に本当にかわいがってもらっていました。

そんな先輩が今日でウチの会社から離れることになりました。

正直、寂しい気持ちがあります。

僕は大学を卒業し、去年の4月に今の会社に就職しました。

就職活動をしていた頃は沢山の企業を訪問し、ありがたいことに複数の企業から内定もいただいておりました。

しかし、自分の気持ちにしっくりこずに悩んでいた時期がありました。

そんな時に今の会社に出会いました。

面接で社長と話して、すごく魅力的な人だと感じました。

すごく惹かれていました。

しかし、当時から僕は「滋賀を元気にしたい」という想いをもっており、京都に居を構えるこの会社は本命ではありませんでした。

そして、内定をもらった後も、正直に「まだ気になっている企業の選考が残っているので、返事は待って下さい」と言いました(かなり生意気ですね)。

それを了承してもらい、本命の企業の選考を受けました。

光栄なことにこの会社からも内定をもらうことができました。

そんな時、今の会社から一日体験入社の誘いを受けました。

仕事内容に興味があったので、参加することにしました。

これが転機だったんです。

というのも、この時に先輩の営業に同行させてもらい、一日面倒を見てくれたのが兄さんだったんです。

同じ滋賀県出身ということや、独立志向があるという共通点から、すごく身近に感じられました。

それだけでなく、兄さんの営業を見ていて純粋に「すごい」と感じました。

この人が放つオーラに完全に引き込まれていました。

そして、一日体験入社を終えてから、兄さんから1通のメールが届きました。

その内容は、ウチの会社の事業内容、考え、僕に対する想いが綴られていました。

そこで決めました。

「この会社で成長したい」と。

それからは兄さんを目標にしてきました。

でも、全然ダメでした。

僕が入社して間もない頃、精神的にズタボロになっていた時期がありました。

正直、会社を辞めたいと思っていました。

精神的に参ってしまい、体調も壊しました。

自分の中で限界を迎えてしまったので、兄さんに相談することにしました。

入社してから僕の上司として見てくれていたので、兄さんには全てを話しました。

話している途中も涙が止まらず、言葉に詰まりました。

けど、兄さんはしっかりと僕の気持ちを受け止めてくれました。

そして、兄さんが考えていることを教えてもらったり、僕にある決意をさせてくれました。

それからは「兄さんの背中を見ていこう」と決めたんです。

その後も弱い僕は何度もくじけそうになりました。

でも、その度に真剣に相談に乗ってくれたり、時にはきつく叱ってくれました。

本当に感謝しています。

そして、今日という日を迎えました。

退職することは実は社内の誰よりも早く事前に聞いていました。

理由も全て知っています。

今後の兄さんを応援したい。

嘘ではないです。

しかし、寂しい気持ちも嘘ではないです。

今日は最後にお客さんの引継ぎで営業同行しました。

その時に兄さんが「こいつは僕が一番かわいがってた後輩で、唯一社内で僕のイズムが流れてるヤツなんです」と言ってくれたときは素直に嬉しかったです。

この人に1年半ついてきて良かったと心から思いました。

明日からは甘えることはできませんが、これからも「縁」は続いていきます(事実、今週に買い物に行ったり飲みに行ったりする予定なので)。

なので、これからは外から安心して「みのるも成長したな」と思ってもらえるように大きくなってみせます!


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