さて、3月も下旬に入り、最近では暖かい日が続くようになりましたね
世間では梅がキレイに咲き始め、これからは桜が咲く時期となり、季節と共に新たな生活の始まりを感じますね
僕も26日にめでたく大学を卒業することとなりました
そこで
勝手ながら僕のこの4年間をシリーズ化して振り返っちゃおうと思います
では、今日は
大学1回生の頃のお話です
僕は高校1年生の時から
某S大学に行きたいと思っていて、その時から
経営について勉強をしたいと思っていました
中学から続けていたボートは、腰痛が限界にきていたのと、勉強に集中したいという想いから、もうボート部には入らないで勉強に重きを置こうと思っていました
しかし、入学式後にボート部の誘いがあり、流れで練習会に参加したりしているうちに凄まじい程の勧誘を受けることとなりました
一時はまた
ボートで日本一を目指すのも悪くないかなと考えた時期もありましたが、やはり中学の時から抱いていた夢に向かって頑張りたいという想いの方が強く、ボート部に入部することは断念しました
そんな時です
僕の大学生活の
ターニングポイントがやってきました
ある日、僕は大学の掲示板の前を何気なく通っていました。
すると、その掲示板には
「平成15年度成績優秀者表彰」と書かれていました
それを見た瞬間
「来年ここに自分の名前が載っていたらカッコイイやろうな~」と思っちゃったんです
ここで大学における自分の目標が出来て、そこからはとにかく成績優秀者(学年上位約2%)に選ばれる為に必死に勉強しました
そんな折にいきなり大事件が勃発してしまいました
とある学科必修科目の授業の時です。
その授業では、大学1回生の必修科目として学科の教授が毎回リレー方式で授業を行い、授業の最後にその感想文を提出して、それが出席点となり、単位を認めてもらえます。
僕は先ほどの目標に向けて必死に授業を受けていて、最後に感想文を書いていました。
すると、後ろの席に座っていた友達が
「ごめん、授業のレジュメ見せてもらえへん?」と言ってきたので、特に気にもせずレジュメを貸してあげました。
すると、教壇に立っていた教授が
「コラッ!君たち何をしてるんだ!」と怒鳴りつけてきました。
僕らには何のことかさっぱりわからず、ただ身動きが取れませんでした。
すると、その教授が更に怒鳴りだして、僕達の行為を
カンニングだと言い出しました。
僕達はそんなつもりはなく、周りの学生も全く理解ができないようでした。
僕達も何が何だかわからないまま学生指導室みたいな所へ連れて行かれ、もう一人教授が加わって説教を食らいました。
その教授曰く、僕達の行為によって前期の単位が全て没収になる可能性があるとのこと。
全く腑に落ちなかったですが、その場はただひたすら謝りました。
その後、学科の教授会で処分を議論され、更に学部の教授会でも議論されたそうです。
その結果、何とか単位没収は免れました(最近ゼミの教授にこの話をしたら、怒鳴ってきた教授だけが憤慨しており、他の教授は「何を言ってるんやろ」くらいだったらしいです)。
けど、この事件は僕の中ですごく大きく、救ってくれた大学側に恩返しをするため、怒鳴りつけた教授を見返す為に絶対に成績優秀者になってやるんだという意志が更に強くなりました
そして、頑張った甲斐があって、前期は見事全部
「優」で通すことができました
しかし、この成績が後期ではプレッシャーとなり、後期から更に難しくなる勉強は本当にしんどかったです
週5日学校へ行き、土日も予習と復習に明け暮れ、本当に勉強三昧の日々でした
そんな中でもたくさんの仲間に勉強を教えてもらったり、お互いに励ましあったりして乗り越えることができました
そしてなんと、後期も全部
「優」で通すことができ、1年間の成績全て「優」を獲得することができました
成績表をもらう時の手の震えはまだ忘れられません
そして、1年前の目標であった成績優秀者に選ばれることができ、しかも、学年トップということで
学部長賞までもらうことができました
まさか、単位を全部没収されかけた学生が学年トップになるなんて誰も思ってもみなかったでしょう
そんなこんなで、大学1回生は
「やればできる」と自信をつけた1年になりました