2008年03月20日
値引き合戦による価格破壊
昨日の日経新聞17面に、ネット広告に関する記事がありました
インターネットという今ではなくてはならないもの、ましてや広告を扱う仕事に就く僕としてはこの記事にはとても考えさせられました
記事の内容としては、値引き合戦によって企業の体力が奪われてしまうということで、中でも僕は、某広告仲介会社が他社との値引き競争をさけるためにあえて受注を控えたという記事に注目しました
家電量販店やメーカーでも値引きがあるのが当然のようになっていますし、BtoBの業界でも恐らく値引きありきの値段設定になっているでしょう。
事実、僕達のライバル会社でもありえないような値引きをしている会社もあります。
けど、僕はこの「値引きありき」はとても危険だと思っています。
これは、就職先で何回も言われていることなのですが、どこかの企業が値引きをしてしまうと、消費者はそれが当たり前のような錯覚に陥ってしまい、また値引きをせざるをえなくなる。
またそれに対抗するように値引きが繰り返され、しまいには価格崩壊、最終的にはその商品の価値が脅かされると思っています。
消費者としては安ければ有難いことには違いはありませんが、そこにばかり目を向けていては、商品の有り難味であったり、商品を大切にしようとする意識が薄れていくと思うんです。
だから、売る側としては値引きは一つの手法かもしれませんが、それが商品、業界、自社にどのような影響を及ぼすかをしっかりと考えた上で行う必要があるように感じます。

インターネットという今ではなくてはならないもの、ましてや広告を扱う仕事に就く僕としてはこの記事にはとても考えさせられました

記事の内容としては、値引き合戦によって企業の体力が奪われてしまうということで、中でも僕は、某広告仲介会社が他社との値引き競争をさけるためにあえて受注を控えたという記事に注目しました

家電量販店やメーカーでも値引きがあるのが当然のようになっていますし、BtoBの業界でも恐らく値引きありきの値段設定になっているでしょう。
事実、僕達のライバル会社でもありえないような値引きをしている会社もあります。
けど、僕はこの「値引きありき」はとても危険だと思っています。
これは、就職先で何回も言われていることなのですが、どこかの企業が値引きをしてしまうと、消費者はそれが当たり前のような錯覚に陥ってしまい、また値引きをせざるをえなくなる。
またそれに対抗するように値引きが繰り返され、しまいには価格崩壊、最終的にはその商品の価値が脅かされると思っています。
消費者としては安ければ有難いことには違いはありませんが、そこにばかり目を向けていては、商品の有り難味であったり、商品を大切にしようとする意識が薄れていくと思うんです。
だから、売る側としては値引きは一つの手法かもしれませんが、それが商品、業界、自社にどのような影響を及ぼすかをしっかりと考えた上で行う必要があるように感じます。
Posted by
みのる
at
13:14
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